えぬ

愛国女性のえぬのレビュー・感想・評価

愛国女性(1979年製作の映画)
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む、むずかし…ガビを中心に物語は展開するけど、コミック、記録映像(?)、写真などの複雑なモンタージュ。歴史観ってやっぱりいわゆる「歴史」ではなくてここでは死者が出てくるように死んで語られることのなく地中に埋まっているもの(すなわち、ここでは地上にあるわたしたちが語るものが「歴史」であるということ)を掘り返すことで、歴史を再構築しようとする。『秋のドイツ』みたいに決して悲観的ではなく希望を持って終わってよかったな〜。最後のブレヒトの引用が謎。

日本語字幕鑑賞後追記
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