メイプルわっふるG

ドルフ・ラングレン 処刑鮫のメイプルわっふるGのレビュー・感想・評価

3.0
湖の観光地で獣害発生。クマと思われた災厄は湖に潜む人喰いサメのせいだった。
原題「SHARK LAKE」
処刑人ドルフ・ラングレンの異名がサメ、という訳でなく、淡水生息サメ映画。

湖大好き米国人。ホラーと湖の相性は抜群。でも今作に登場するのはウイルス感染でも生物兵器でもない真っ当なサメ。本当に現存する種、淡水でも生息可能なオオメジロザメ。

獰猛な生物専門の密売人ドルフ・ラングレン。パトカーに追いかけられ車ごと湖に水没。5年の服役を終えた頃には、積み荷のオオメジロザメが子を生み増えていた。

水中カメラでのシーン多く、たまに湖上や街並み上空からのドローン撮影もあり。風光明媚な景色が多く、巨大な湖と付随する家々から見るにちゃんとした観光地のようだ。

ラングレン服役中に彼の娘を預かり親代わりをしていた女保安官。実父ラングレンを目の敵にする。
娘を理由に勤務中に無断帰宅。銃を構えながら不法侵入、家探し、ブツ持ち出し。娘がいないと知ると未確認のままラングレンを誘拐容疑で指名手配。夜半ボート沈没してから救援要請。
ちょっと落ち着け。

動物学者のメガネくん。女保安官と懇意になるも、カギ無し手錠プレイ&9時間放置プレイを暴露。
英国訛りの番組サメハンター。今作のイケメン枠? 身体張った撮れ高OK。
夜のサメハンター。おまえら何しに来た。
他、署長や組織ボスなどそこそこ脇役陣が揃っている。

勿体ない設定がちらほら。
この湖のオオメジロザメは複数体で統率された狩りをする。囮役と奇襲攻撃メンバーに分かれるなど。なのに各個撃破されるっておい。
学者さんがもっともらしく語った生物の3つの行動。食物を求め子を守り○○する。産めよ増やせよで大量発生するかと思いきや個体数に変化なし。エンドクレジット前後に予定調和すら入ってないってどういうこと? そこはオマケでちょろっと泳がせとこうよ。

女保安官がサメに向かって猟銃+ショットガンみたいなのを10連射してたけど、なんて銃だろ。マガジン見えなかったし。少なくとも10発は内蔵できる小銃タイプ。
そんだけ連射できるならT-800やマックスに持たせたくなるから、けっこう気になる。


再鑑賞 2020.09.26 ひかりTV
再鑑賞 2017.11.03 ひかりTV
初鑑賞 2016.12.19 WOWOWシネマ