ほりはる

映画 夜空はいつでも最高密度の青色だのほりはるのレビュー・感想・評価

4.6
東京が好き、と口では唱えているけれど、
本音のところ、つくろって、嘘をついて生きていかなきゃいけない。見て見ぬフリして、見なきゃいけないもの隠して。
私だってほんとは大嫌いな新宿と渋谷を、何でもないフリして笑顔で歩く。
でも、そんな日々でも誰かが隣にいれば。
それも肯定してくれる誰かがいれば、きっと本音で笑えて頑張れる。
都会は嫌いでも、嫌ではない。良い予感がする、そんな気がする。

相変わらず登場人物みんなが優しい。都会の描き方はちょっと極端だけど、石井監督の目線がやっぱり好き。
ほりはる

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