まったく誰が誰やら、だけど画面の力で観てられる。
一晩の間にたくさんの人がハグしたり、別れたり。
窓の外線路バックのショットやカーテン開けるシーンなど、この監督の前回観たアンナの出会いぽい
音楽途中…
夜の間中、世間ではこんなことが起きているのか
闇から現れ闇に消えていく男たち女たちが、愛や愛みたいなものを持ち寄ったり剥がしたりしながら蠢いていた
或る女が呟く“すてきな夜ね”という言葉が、ずっと…
シャンタルアケルマンは「私、君、彼、彼女」に続き2作品目の鑑賞。いや、難しいわ。何かを解釈しようという姿勢が間違いなのかもしれんが。あと、この作品はちょっと長いかな。ブリュッセルの夜を描いた群像劇と…
>>続きを読むうとうとしながら見るくらいがちょうどいいかなって映画。ある街の一晩の人の関わりを描く。
久しぶりの再会なのか深いハグを交わす人や、電話で思いを告げるひと、少女、いろんなキャストが一晩を演じていた。…
上映はDCPだったけれど、おそらく元となったプリントに銀残しの処理がされているため、夜の闇が真の闇としてフィルムに定着している。この場合、物質的にも映画的にも闇を基調とした画面のなかで残された部分と…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
同じ一夜でも各々が感じる時間の流れ方には違いがある。
それはその人の現在置かれている状況や環境、それらが呼び起こす感情等に起因する。人生に一度しかないような刹那的な夜か、中々寝付けない日常の夜か…
このレビューはネタバレを含みます
mark忘れ。
夜に抱いていた期待が朝になると失われる。車の騒音に書き消される。扉を出てから右にパンする流れを繰り返し、階段の上り下りを捉え、最後には冒頭の懊悩とすれ違いに戻る。夜中という時間を切…