このレビューはネタバレを含みます
夜、とても好きなのですがこの作品は夜の魅力がたくさん映しとられていたように思いました!
夜の暗さは、ある時は逃れたい事実を一時的に隠してくれたり、またある時は余計なものを見えなくして昼には見失って…
最初のシーンからもう素晴らしくて、アケルマンの映画の中で上位にくるぐらい、好きな映画でした。
色んな男女の一晩。
朝になってからのシーンも良かった。
この時代の夜の暗さが好き。
スケジュー…
たくさんの人々の出会い、別れ、或いは逃避、自問。それぞれに物語があって、決して多くは語らないけれどでも確かにそこに存在する人々の濃密な時間がそこにあった。人が夜に消えていく、夜の闇から浮かび上がって…
>>続きを読むアケルマンの撮る〝夜〟のなんと美しいことか…
名カメラマン, カロリーヌ・シャンプティエによる撮影も素晴らしい。
決定的なシーンは(最後以外は)観せずに日常を淡々と写した『ジャンヌ・ディエルマン…
冒頭のオーロール・クレマンのカットがめちゃくちゃ良かったと思いきや、その後はひたすら反復。
ストーリーは無いに等しいが、ロケーションと撮影、編集だけでずっと観ていられる。
クレジットにナタリー・…
夜の人間模様を描く映画。夜の色彩がアケルマンの手にかかればここまで豊かなものになるのかと驚いた。冒頭のオーロール・クレマンのシーンは美しいし、暗闇のなか、わずかな光に照らされながら、1人タバコを燻ら…
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