真夜中が至高

ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺんの真夜中が至高のレビュー・感想・評価

-
Eテレで日本語吹替+日本語字幕で視聴。
吹替凄くしっくりくる。
食堂の女主人オルガはきっとみんな好きなキャラ。

こういうアニメーションの描画方はなんて呼ぶのだろう。
情報が多すぎないのに街もそしてとりわけ氷河がきれい。
1枚1枚切り抜いて飾りたい。

ストーリーもよく知らずに、けれどこの映画見てみたかったんだよねという思いを胸に鑑賞。

結果、せつな哀しかった。

アニメだから登場人物たちの気持ちがあと腐れなく切り替わるラインと登場人物の心理や揉め方の生々しさをどう受け止めようか迷い続けた。
そして切なさとか悲しさが少しだけ上回った。
それはウェットな感情だけど、あまりにアニメの世界が寒いのでさらっとしてパラパラしたパウダースノーのような切なさ。

船を出して彼女と彼らは一体何を得て何を失ったんだろう。
サンクトペテルブルクには帰り着いたのかな。


アナ雪2を観た後のタイミングだと哀しく感じやすくなる副反応を起こした模様。