2015年カナダ・ブルガリア。宇宙から飛来した物質と衝突したサメがロボシャークになった、といういい加減な設定から始まる内容だが、中身はけっこうしっかり作られている。シアトルを襲うロボシャークと海軍が対決するが、主人公は下水道管理者の夫とクビ寸前のお天気レポーターの妻、SNS慣れした娘。ロボシャークと対話しようというIT長者（ビル・グレイツ！）が登場したり（当然ながら喰われて退場）、SNSに負けてるメディアの醜態が皮肉られたり、娘のSNSをロボシャークがフォローしたり、最後はシアトルのスペースニードルが舞台になったり。真っ当なＢ級として面白い。
