のnきち

十三人の刺客ののnきちのレビュー・感想・評価

十三人の刺客(1963年製作の映画)
3.7
Amazonで見つけた。
斎藤ひろし氏の本でオススメされていて、観たいと思ってた作品。
三池崇史版未鑑賞。

父親が好んで観ていたので反発心もあったことから、昭和のチャンバラ映画はマトモに観たのは初めてかもしれない。。。

昔の言葉に耳馴染みが無いのは難点だが、観ていくにつれ慣れてくる。

島田新六郎を演じた里見浩太朗がイケメン。
島田新左衛門(片岡知恵蔵)が三味線を新六郎に弾いてみせる〜芸者との別れのシーンが好き。新左衛門の過去を知った新六郎の表情良かった。
芸者との別れは切ないないけど、カッコいい。

新左衛門と鬼頭半兵衛(内田良平)の一騎打ち。
新左衛門の武士道精神に胸をうたれる。

松平斉韶を襲撃する戦いのシーンは、周到な戦略がうかがえる描写だった。
色々調べてみたら、丸太はホンモノを使用していたという事を知り、スタッフキャスト陣のプロ根性にも感銘を受けた。

三池版がどんな演出をしたのかとても気になる。
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