モノクロ、シネスコ、東映時代劇末期の「集団時代劇」のジャンルに当たる作品(61年「用心棒」の影響でリアリズムを重視)。脚本は「無頼より大幹部」などの池上金男のオリジナルのよう。起承転結で120分(似…
>>続きを読む2010年役所広司版のリメイクから、オリジナルのこちらへ来ました。
ストーリーはほぼ一緒でしたが、個人的に大きく異なると感じたことを4つ。
・本作オリジナルの松平斉韶に比べ、2010年版の稲垣吾郎…
討つ側、守る側、そのどちらもが「封建社会のシステム」に従って動いているという皮肉さ、虚しさ。獲物を失った獣の狼狽ぶり。
実際に学生運動を経験した工藤栄一の冷めた“革命観”が、最後にカタルシスを期待し…
まず、工藤監督らしいスタイリッシュな画が魅力的。光と影、静寂の使い方とかカッコいいんだな。作品としては千恵蔵はじめ大御所を使いつつも、ヒーローのいない、勧善懲悪な世界観とは一線を画す物語で見応えがあ…
>>続きを読む2022年306本目
【あらすじ】
目付島田新左衛門は、老中土井より残虐非道で将軍の異母弟である明石藩主松平斉韶を極秘裏に殺すよう命を受ける。甥の新六郎ら13人と参勤交代で国許に帰る斉韶の行列を狙う…
2022.38 *125
集団時代劇の代表例。
立ち回りについて
・ラスト40分間ずーっと立ち回り。すごい。
・53人対13人と人数が多く、場所も狭いのでごった返していて、疾走感には欠ける。
・…
2022年2月 U-NEXTで
・正直セリフが聴き取りづらい。その割にちゃんとセリフが分からないと襲撃に至るまでの経過、それぞれの因縁が分からないという。
・参勤交代の一行が出立してからは、その道…
おぬしたちの一命
この新左が命ずるまま 使い捨ていたす
武士の道はさにあらず
死なんとして戦えば生き
生きんとして戦えば死す
未練を捨ててお覚悟召されい
これでよい
お…