RYUYA

花に嵐のRYUYAのレビュー・感想・評価

花に嵐(2015年製作の映画)
4.0
9/10 PFFぴあフィルムフェスティバルにて鑑賞。

上手すぎて鼻につきました。
この監督クッソ映画みてる。
それがバシバシ伝わる映画。
それでバカバカ笑える映画。
それをバコバコ愛せる映画。

ズッコケ青春もの、こじらせ恋愛もの、ケイパーもの、B級ホラー、C級SFと、様々なジャンルを「SASUKE」みたいに突き進む童貞アドベンチャー。
そして、ポポポポーンと飛び出るラスト。上手すぎて鼻につきました。

POVという、コスられ倒した手法。
でもその独特の‘‘手作り感”とか‘‘ビンボー臭さ”って、実は自主映画にこそ向いてるんじゃないかな、と気付かされた。

どっかのみんなが勝手にタブーにしちゃってる、字幕による物語運びや人物紹介を、スマシ顔でちゃっちゃとやってのけちゃうあたり、ズルし。

でもまぁなんと言ってもヒロイン。
りりかさん。イングリッド・バーグマン以来、久々にマジで恋した。

勝手な予想ですが、いや、うーん、間違いなく劇場公開されますねこりゃ。
「やられた」の一言。
RYUYA

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