りゅか

ドリームのりゅかのレビュー・感想・評価

ドリーム(2016年製作の映画)
4.2
🚀気持ちは宇宙🌎

📕あらすじ📘
1960年代ソ連との宇宙開発競争で
遅れを取っていたアメリカは
国家の威信をかけて有人宇宙飛行計画に
乗り出す。NASAの3人の黒人女性が
差別や偏見と闘いながら、宇宙飛行士の
ジョン・グレンの地球周回軌道飛行を
成功させるため奔走する伝記映画🎞

❤︎❤︎❤︎❤︎♡、4.2

⭐️レビュー

めっちゃ面白かった!
見て良かった〜と思ったのは久しぶり。
最初から最後まで画面釘付け✨
全ての人にコレすごい良いよ!って
自信持ってオススメ出来る
痛快エンターテイメント映画🎞

特に大人は
自分も頑張ろう!と
元気がもらえると思う。

依然として白人と有色人種の
分離政策が行われていた時代。
「有色人種用」の文字が邪魔をする。
才能あっても夢があっても
白人専用で先に進めない。

・ずば抜けて優秀な頭脳をもつ
“計算手”の主人公キャサリン。

・ほぼ管理職の仕事をこなしていて
昇進を望むドロシー。

・鋭い観察眼で設計に携わり
エンジニアになりたいメアリー。

彼女たちは人種、性差別にあいながら
夢を叶えるため、仕事に打ち込む。
誇りを持ち生きる姿を巧みな演出と
素晴らしい演技で描かれている。

またこの映画の良い点は
トイレが800㍍先にしかないとか
人種差別反対!と持っていくのではなく
差別がいかにバカバカしく非合理的かと
子供でも分かるような内容なとこ。

キャサリンの上司役のケビンコスナーの
役柄がまた魅力的で
実力があれば肌の色は関係なく買う。
キャサリンが堪えきれなくなった時は
泣きそうになったし、
すぐ対応した上司はありがたい。

史実との違いを知ると過剰演出と
取れなくもない部分が多々あるが
前例を作った事実は変わりなく。
こういう人たちがいるから
人類が発展していくんだなと思う。

⭐️情報

📖原作
マーゴット・リー・シェッタリー
『ドリーム NASAを支えた名もなき
計算手たち』
りゅか

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