アメリカ初の有人宇宙飛行の実現に向けて、人種差別・女性蔑視に負けずに陰ながらNASAを支え続けた3人の実在する黒人女性の大活躍ぶりを描いたヒューマンドラマ。
久しぶりに、ほんっといい映画観たなー、と思える作品でした。あらすじ読んだだけでも、ハズレな映画なわけはないと思ってたけど、まじで良かった!
単純に、NASA職員としてこんなにたくさんの黒人女性が活躍していた事実を初めて知ったし、しかも初の有人宇宙飛行の実現のカギを握っていたのが彼女たちだったことも初めて知ったし、黒人で且つ女性でしかも理系というトリプルマイノリティという立場がいかに精神的そして体力的にも苦痛かということを思い知らされた、たくさんの学びがある素晴らしい映画だった。
あくまでもヒーローは主役である3人の黒人女性なので、彼女たちを(無意識であれ)差別してけなし続ける白人のNASA職員たちがどうしても無能っぽく描かれてしまってるところは仕方ないのかな。
本当に勉強になる疑似体験をさせてもらった素晴らしい映画でした。