胸がいっぱいになる！
黒人女性が偏見や差別のある社会で、実力で認められて行くストーリー。それが、三人分あるから見応えたっぷり。しかも、みんなママだし、プライベートもカッコいい。
三人が三人ともキャラクターも能力も個性があって、別の分野で伸びてるから面白い。
ドロシーは出世を望んでいたけれども、それはリーダーとしてチームを先導して行くためであることが嫌味なくさらっと描かれていて、なんだか胸がすーっとした。
キャサリンは本部長とのやりとりで自分を開花して行くさまが、一人では成し得ない、上司との理解の上でってところも良かった。
メアリーは常にアグレッシブだけど、その言葉には知性と誇りがあふれてて、今の我々を肯定してくれる先人のような存在にみえた。女が多少口悪いときがあったって、お酒飲んでハイになったっていーよねー。
胸がスッとしたし、キュンとしたし、熱くなったし、いっぱいになって張り裂けそうになった！音楽もいい！そんな映画！
なのに、田舎の映画館はガラガラだったー。もったいないなー。
