ダイアー教授

レッド・スパローのダイアー教授のレビュー・感想・評価

レッド・スパロー(2017年製作の映画)
3.3
題:オスカー女優の体当たりB級アクション

天下のオスカー女優、ジェニファー・ローレンス。
『ウィンターズ・ボーン』のしもぶくれのブス娘が、セクシーな超絶美女に成長した。

この映画、ひと昔前のB級アクション映画っぽい映画で懐かしさを覚えた。
戦うジェン・ロー!
恋するジェン・ロー!
涙のジェン・ロー!
ハラショー!
ジャン・クロード・バンダムのスーパー・ヴァンダミング・アクションならぬ、
スーパー・ローレンシング・アクション全開映画である!

以下、面白かった点を3つ挙げる。

1.個人的なツボ
R15指定でエロシーンやグロシーンがそれなりにあった。
ハンガリー支社のセクハラ上司が「スパローのMagic Pussyを試したいな」ってゲスな言葉を吐くが、吹き替えでそこを“名器”って言ってて、笑ってしまった。

2.憶測
本作はジェニファー・ローレンスにとってシャーリーズ・セロンの『アトミック・ブロンド』への対抗作なのではと思った。
対シャーリーズ・セロン作品なのではないかと?

『アトミック』を観て、「あのババアもやるわね!」と、ジェニファー・ローレンスはこの企画を受けたんじゃないかと思った。

3.願望
シネマティックユニバース的な企画で『アトミック・ブロンド×レッドスパロー』なんてのが作られればいい。
そして『アトミック×レッド』では、2大オスカー美女のレズシーンなんて大大大サービスもあればいいですな~
メンター的な役で、エロブロンドの大先輩ナスターシャ・キンスキーが出演なんてのも嬉しいですな~

と期待に胸が膨らむ一本であった。