こばまさ

レッド・スパローのこばまさのレビュー・感想・評価

レッド・スパロー(2017年製作の映画)
3.5
X-MEN観てたら、ジェニファー・ローレンスの他の作品も観てみたくなったのでコチラ。
ちょっと長いけど、たぶん好きなジャンルだし大丈夫だろう。
それでは、騙されない様にいってみよう。


-美貌と才能を兼ね揃えたロシアのバレリーナ・ドミニカ(ジェニファー・ローレンス)は、演技中の不慮の事故により左足を骨折し、バレリーナの道を断念する。
その後、退院した彼女の前に、叔父でありロシア情報庁の幹部でもあるワーニャが現れ、ある物をドミニカに渡す。
その中身は、バレエ団のメンバー同士がドミニカに怪我を負わせる為の工作を仕組む会話だった。
仲間に裏切られ、仕事を失い、母親の介護問題も抱えていた彼女は、仕方なく叔父ワーニャを頼る事に-

“これが世界レベルのハニートラップだ!”


元CIAエージェントの作家の小説が原作という事で、めちゃくちゃ見応えありました。
見応えありすぎて、途中で若干迷子に…
登場人物多いし、話も結構難しい。


簡単に言えば、ドミニカは叔父のワーニャにハメられて、諜報機関の一員にならざるを得ない状況になり、【スパロー】と呼ばれるスパイ育成施設へとぶち込まれる。
そのスパイ学校?の教え方が、まあヤバい…

『ベネデッタ』で修道院長を演じたシャーロット・ランプリングが、この作品ではスパイ学校の監督官を演じる。
この人は、こういう役をやらせたらハマり過ぎておそロシア。
スパローの役目は、自らの美貌と肉体を駆使してターゲットを誘惑し、巧みな心理戦で相手を意のままに操る事。

そんな倫理観のカケラもない学校で、ドミニカは他を寄せ付けない成長と才能を発揮し、上層部に認められ国際諜報の重要任務を任される。


もちろんストーリーも面白いけど、これはもうジェニファー・ローレンスの美しさとファッションを目の保養にしよう!
そう割り切った方が、純粋に楽しめると思った。

ラスト20分は、あっち行ったりこっち行ったりで感情が追い付かないし脳も置いていかれそうになったよ。
2日に分けて観たのが良くなかったのか、もっと集中して観るべきだったと反省。


果たしてこれは、ハッピーエンドなのか、バッドエンドなのか。

え?ハッピーエンドじゃないの??
こばまさ

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