あしからず

ウエストワールドのあしからずのレビュー・感想・評価

ウエストワールド(1973年製作の映画)
3.7
さまざまな時代をリアル体験できる大人のテーマパークで起こるロボットの反乱は後の「ジュラシックパーク」に繋がる。
ガンマンロボなユル・ブリンナーの標的絶対殺すマンっぷりはなるほどターミーネーター(「荒野の七人」先に観ておけばよかった)。中世ヨーロッパに西部劇の人物が入り込む絵面のバグ感が面白い。
西部開拓ゾーンで窓を突き破ってスローモーションで落下するユル・ブリンナーと降り注ぐガラスの雨が抒情的だった。からのロボット三原則ガン無視。
ロボットは人間とほぼ見分けがつかない(性行為できる)程ハイテクノロジーなのに、地下司令部はアナログ感満載でモニターの画質も超絶荒いというギャップもえ。
ただ題材はとても面白いのにテンポが少し遅いのと世界観の煮詰め方が物足りない。ドラマはもっと濃いのだろうか
あしからず

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