堀禎一の映画に登場する、薄暗いアパートの一室で行われる密やかな絡みと柔らかな会話の応酬は、常に焦燥感を煽りつつも、見過ごされがちな何かを見つめているような視点に立ち返らせてくれる力があるように思う。…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ヒーターや夕焼けで赤く染まった室内を印象づけたかと思いきや、イカ弁青年の部屋やおっさんの足の爪切りは清廉な白日に照らされて目がくらんだ。その光を招き入れる白いカーテンを媒介したシームレスな場面転換、…
>>続きを読む取り敢えず、2000年代のしたたかなギャルがピアニッシモ系の細いタバコ吸ってる姿を全面的に支持します。主人公の女の眉が「Automatic」の頃の宇多田ヒカルを思い出させるし、特に使い道のないダイニ…
>>続きを読む観る度に男の情けなさが刺さりまくる。
弁当屋の丁寧な反復もラストで横からのツーショットが入った瞬間めっちゃグッと来た。
"待つ""出ていった"のそれぞれの正面構図も切ない。
伊藤猛さんが爪切ってるシ…
駅とか街のシーンどこだろと思ってキョロキョロしちゃうな。
社長がマメさんだとしてもデリヘルの運転手てキャストにもあんなデカい態度取れないっしょと思うんだけど。
恩田さんの着てた梵字のやつ何のTシャツ…
ピンクだからタイトルいっぱいあるんだけど、『SEX配達人』は主人公カップルの男の事で『弁当屋の人妻』は女の事、『宙ぶらりん』は二人の事だから三つ合わせると完成する。何か面白い。
デビュー作のファー…