にっきい

地獄小僧のにっきいのネタバレレビュー・内容・結末

地獄小僧(2004年製作の映画)
2.3

このレビューはネタバレを含みます

夜はエログロナンセンスをネタバレで。
夜にっきい始めました。

車の窓から頭出してて、「危ないから頭を引っ込めなさい」って、わかりや過ぎる伏線!
勿論対向車にぶつかって首取れちゃいます!

主人公円間せつ、世界的名医で運転手付きの車に乗ってるのに、その死んだ子供の墓が野っ原に名前書いた棒切れ立てただけって、子供大事にしてたんちやうんかい!(笑)

墓に急に老婆が現れて、同じ歳の子供の血で蘇ると教えてくれるんだけど、蘇った子供はバケモノに成り果てて、老婆を食い殺しちゃう?
なのに何故か主人公の家の前で血文字で"怨"とダイイングメッセージを残して倒れてる?
死んでからどうやって歩いてきたんや?(笑)

怪物になった円間大雄(えんまだいお)を治すために、死んだ子供の脳移植したら姿まで普通に戻った?
脳変えたら他人ですよね?(笑)
でも大雄くん、夜になったら元の怪物に戻って家を抜け出して人間を貪り食う!

そしたらせつさん、何を勘違いしたのか顔真っ白に塗って、真っ赤なルージュひいて、街で子供集めてきてチェーンソーで斬り刻む!
でも細切れにした子供を何に使ったのかは不明。
とりあえず「お母さんに手術させて」とゆってるから、大雄くんを治す部品にするつもりなんやろうけど。

夜な夜な家を抜け出し人だけやなく犬まで齧る大雄くんの事件を追ってる花水(はなみず)刑事が大雄くん撃って、お抱え運転手の爺や撃ち殺して、せつも撃って…、って、日本の警察はそんなに簡単に発砲しません(笑)

花水に捕まりそうになって逃げた大雄くんとせつさん、途中で大雄くんが狂って母親のせつさんを喰い殺す!
そこにやって来た花水が、大雄くんを撃ち殺して一言「もお生きなくて良いんだ」で、おしまい。

って、お〜〜〜い!
撃ち殺した大雄の死体放置したまま颯爽と立ち去るなよ!(笑)
警官なんやから現場保存とかしろよ!(笑)
名前が花水やから特殊メイクで鼻がデカくしてありました(笑)

山本未來、染谷将太、津田寛治、沼田爆、庄司花江と有名な人使ってるのに、安里麻里監督の演出がダメ過ぎ。
日野日出志の漫画って、あの独特の絵柄だから、独特の世界観に合ってるんやろうけど、実写でやるには無理があるのかもねぇ。
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