「ミッドウェイ」の予習のために鑑賞
結果的にはこちらの方が面白かったかも…
物語の構成はエメリッヒ版「ミッドウェイ」とほぼ同じで(というかエメリッヒ版が真似てる?リスペクト?)真珠湾攻撃からミッドウェイ海戦まで
語りの主人公も両方戦闘機乗り
勝敗の分かれ目となったある状況も本作でサスペンスをもって描かれていて、エメリッヒ版でもさらっとではあるが描かれている
もちろん60年前の作品なのでCGはないが円谷特技監督によるミニチュア撮影も全然負けていない
そしてなんといっても脚本が橋本忍なので、基本は戦争娯楽大作なのにそこここに反戦思想がにじみ出るセリフが挿入される
製作が1960年で、終戦から15年しか経っていないということだが、今の自分を振り返ると15年前って「ついこないだ」という感覚なので、本作に限ったことではないが、当時、こういういわゆる戦争映画に出演していた俳優やスタッフたちはどういう気持ちで参加していたのだろうかと思ってしまった…