春21号

BLEACHの春21号のレビュー・感想・評価

BLEACH(2018年製作の映画)
2.5
再構築の難しさ…

原作はエスパーダとかなんとか言ってたところまで読んでました。
はい、リアルタイム直撃世代です。
何かと槍玉に挙げられてた見た目とかは結構いい線言ってたと思いますよ
特に白哉とかは見事なもので

でもやっぱり面白くなかった…
これは完全に構成の問題だと思います。
まぁ、原作の1巻から10巻までをやりたかったんでしょう。
ブリーチが映画化すると聞いて自然と
あぁ多分10巻ぐらいまでするんだろうと反射的に思うほど区切りとして良すぎるんですよね、ただやっぱりその分量だと端折らなきゃいけないところも出てきて
だからグランドフィッシャーをメノスの立ち位置に置いて大幅にカットしたと
それはなるほど考えだと言いたくなりますがそもそも白哉と恋次を出すからこうなるのでは?
普通に石田が餌撒いてホロウめちゃくちゃ出てきてメノスに流れ込んだ方が怪奇映画として面白くなった気がします。
白哉と恋次出すから他の脇役がめちゃくちゃ影薄くなっちゃってただ出てきただけになってるよ
餌撒いた雨竜とか一体何したかったのか分からなくなってる。
メノス倒した最後に恋次と白哉がいきなり出てきてルキアを問答無用で連れて帰る。
とかの方が続編に繋ぎやすかった気がする。続編がないならないで出さなきゃいいし 

とにかく原作最初にあった怪奇ドラマとしてのニュアンスがゴッソリ削ぎ落とされてるのがなぁー
もうそこを押して一作目としたら良かったのに
2作目は救出時代劇風でとにかくもったいない
ブリーチはもっと映画映えずるはずなんですよ!
春21号

春21号