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BLEACHのtuttleのレビュー・感想・評価

BLEACH(2018年製作の映画)
5.0
久保帯人先生デビュー時からドンピシャ世代で拗らせまくった身なので、原作漫画的演出、美術、キャラクターのディティール、それらの期待をはるかに上回る出来に、内心のたうちまわりながら観た。
いぬやしきで今の日本でできる最高のCGとアクションを見せた佐藤組が、自らその功績を更新しつつ、BLEACHとして満点以上のものを出してくる。現世で徳積みすぎでは。
続編に続けば最高なコーディネートによる殺陣がモリモリ観られる。
殺陣は日本がやるしかないんですよ!?!!!お願いします。

2018/07/23
二回目 toho二条
何が良いって、やっぱりBLEACHの主軸である「護ること、あるいは護られるということ」をしっかり意識されてるところだよ…。ありがとう…。
正直引っかかりであったMIYAVIの白哉は今回で完全に慣れた。
口元の下品さは否めないけど、感情に起伏のある演技は悪くないし、巧みな強さ表現演出に見合ったキレのある所作も良かった。
やっぱり杉咲花の軸の重い筋肉質な脚が最高だったし、殺陣が凛々しく美しくて完璧にルキア。
一護と恋次の高速で展開される殺陣はワケ分からんくらい楽しいし、延々観ていたい。
蛇尾丸の特性描写も、モーションに特徴のあるギミックならではで見応えあるし、技術が追いついてることに感激する。
もっと言うと、恋次含め原作よりよく動くのがやばい。
斬魄刀も立派なキャラクターでこの作品にとって単なる付随品ではないので、絶対続編に続いてもっと見せてくれよな。
わたし雀蜂と鬼灯丸が見たいし、大変な贅沢を言うと皆尽が見たい。頼む。
あとは恋次の額当てデザインが竹田団吾、ケンセイカンデザインが藤原カクセイ!って気づいて興奮しました。
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