打ち切りになったdcユニバースを偲んで鑑賞。
公開当時の莫大な期待と、鑑賞後の複雑な心境を思い出す。
今回初めてアルティメット版で見たが、本作の根本的な問題点は公開版とさほど変わっていない。
それは多くの人が、
物語の鬱々とした暗さ
急すぎたユニバース構想
ルーサーの計画が上手くいきすぎてる
バットマンが馬鹿
そして「save matha」
などなどと語っている。
確かにそれらの指摘は妥当だし、今回シーンの増えたアルティメット版を見ても、1つ1つに理由があることが却って冗長に思えた。
だが、「save matha」は個人的にすごく感動したことを忘れたくないし、このスーパーマンとバットマンこそ自分の世代のものとして大事にしていきたい。
映画史で見れば世紀の失敗作なのだろうが、自分史とともに見れば大事な作品。