鳩摩羅什

オペレーション・クロマイトの鳩摩羅什のレビュー・感想・評価

3.5
朝鮮戦争のターニングポイントになった仁川上陸作戦(コードネーム「クロマイト作戦」)は1950年9月に決行された。国連軍のマッカーサー将軍(リーアム・ニーソン)自らが考案したこの作戦は成功率5000分の1と言われ、周囲から猛反対される。マッカーサーは、それを押し切って作戦を成功させ、北朝鮮軍を押し返して38度線での休戦に持ち込んだ。
本作は、この史実の裏で活躍した韓国軍諜報部隊の話である。事実に基づいているそうだが、どこまでが事実でどこからがフィクションなのかよく分からない。分からないが、おそらくかなりの脚色が入っているのではないだろうか。
それにしても、同じ言語を話し同じ文化を持つ民族が殺し合う朝鮮戦争とは何だったのか。今なお南北の溝は深い。
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