アパルトヘイト下の南アフリカで、黒人解放運動に身を投じる黒人の若者(デンゼル・ワシントン)と、彼を取材する白人記者のお話。実話ベースです。
社会の授業で軽く習った程度の知識だったんですが、黒人差別どころか弾圧に近いものだったということを今更ながら知りました。
解放運動の中心人物はでっち上げの罪状で収監し、事故に見せかけて処刑。協力する白人は社会的に干されて下手すりゃこちらも刑務所送り、と1990年代まで続いていたとは信じられないほどの蛮行(-_-;
淡々と経緯を描きながらも、命がけの状況が続く社会派サスペンスです。あと、南アのスラムがやたらリアルだったのが印象的でした。