このレビューはネタバレを含みます
原題『Cry Freedom』。アメリカ・イギリス合作。
新聞社編集者の主人公自身が著した書籍がベース。
命をかえりみず社会を変えようとした黒人活動家と、彼に共感し同じく危険を承知でそれを支えた白人…
すごい話しでしたね。
反アパルトヘイトの話しなのだけど、これが半世紀前の出来事だということが信じられない。日本ではここまで残酷な差別はないので、この作品のような差別意識を理解するのは難しい。
しか…
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戦後1991年まで続いた南アフリカのアパルトヘイト政策の時代を描いた作品。
解放運動家であるビコと南アフリカ誌編集長のジェームズの物語。
ビコは途中で死亡するが、政府は公式の発表で病気による死亡と発…
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改めて歴史とは勝者のものなのだなと考えさせられた。
アメリカは世界の警察と呼ばれていた時期もあったし、イギリスやフランスなどのヨーロッパの諸国も秩序のある国としてのイメージが強いと思う。
が、アメリ…
久しぶりに再見。後半の脱出のあたりのドキドキは覚えていた。
ビコが警察で暴行を受けて、医師が診察してすぐ病院へと言うのに警察が演技じゃないかと疑うシーン、ガタガタ道を搬送されて死んでしまうシーン、ウ…
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かつての南アフリカ、アパルトヘイトのおぞましさを克明に描いた名作。こんなことが実話だというのだから恐ろしい。
知識がなく、黒人の英雄"ビコ"についてもよく知らなかったため、中盤でいきなりビコ(デン…
アパルトヘイト下の南アフリカで、黒人解放運動に身を投じる黒人の若者(デンゼル・ワシントン)と、彼を取材する白人記者のお話。実話ベースです。
社会の授業で軽く習った程度の知識だったんですが、黒人差別…
車での脱出シーンはなんとなく覚えていたが、再鑑賞。
アカデミー賞でのロバート・ダウニー・Jrの件があったので、完全に黒人の側に立って見ていた。
あと、今回気付いたのはピーター・ガブリエルの「ビコ」…