ヤマト

トンネル 闇に鎖(とざ)された男のヤマトのレビュー・感想・評価

3.9
2022年15作品目
邦画、洋画と何作品かを挟んでからの韓国映画58作品目。
個人的、四天王の【ハ・ジョンウ】主演
ジャンルはスリラー、ドラマ
《トンネル 闇に鎖(とざ)された男》

キャッチコピー「全長1.9kmの暗窟。手元にあるものは 残量78%の携帯電話 水のペットボトル2本 そして娘への誕生日ケーキ」


いや~気になって観たかった作品がHuluで配信されたので早速鑑賞。


自動車のディーラーとして働く【ハ・ジョンウ】演じるジョンスは、娘の誕生日ケーキを買い、更に車中では大きな契約を成功させ、意気揚々と【ペ・ドゥナ】演じる妻のセヒョンと娘が待つ家へ車を走らせていた。
しかし、ジョンスが山中のハドトンネルを走ってるいると、大きな音と停電のあとにトンネルは崩落しジョンスは車ごと生き埋めになってしまう。
奇跡的にもジョンスはかすり傷程度で済んだが、周囲は巨大なコンクリートの残骸に囲まれ、救出にはかなり困難な状況に救助隊も絶句してしまう。

ジョンスの手元にあるものはバッテリー残量78%の携帯電話、水のペットボトル2本、そして娘への誕生日ケーキだけだった。

妻のセヒョンとバイプレーヤーで個人的に好きな【オ・ダルス】演じる救助隊長のキム(オ・ダルス)が上層部や国、テレビ局がジョンスを見捨てる中、最後まで生きている事を信じて奮闘する姿が良かったです。

またトンネル内でも様々な事が起き、何日もトンネル内の崩落した狭い空間内に鎖され、極限状態に陥る主人公を演じた【ハ・ジョンウ】の演技には見応えがあります。

また、この事故におけるメディアや政府の対応など、考えさせられるテーマも散りばめられており、そこも含めて個人的には楽しめた作品でした。


車内には必ずいつも水とお茶とコーヒーを持って仕事に行ってますが、同じ状況に陥った時、身の回りにある役に立つあれこれは非常に大事だよなと感じされられる作品でした。
ヤマト

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