ホロコーストの伝記を書いたデボラに対し、否定論者のアーヴィングが訴訟を起こす。
イギリスで裁判が行われるのだが、アメリカとの違いに戸惑うデボラは発言をしない趣旨を求められる。
アメリカとイギリスの裁判制度の違いがクローズアップされるが、裁判長が持つ権力がことのほか大きいし、判決を先に弁護士が知ることができるという驚きも。
実際のホロコースト跡地の映像は強烈な場面。
これを見せることで否定される歴史ではないということを認識。
役者はいいが、裁判の結果はそこまで引き延ばすほどの類いではない。
ホロコーストを否定するという感情をもっと知りたかった感じはある。