RyoWatanabe

「もののけ姫」はこうして生まれた。のRyoWatanabeのレビュー・感想・評価

5.0
【全体感想】
最高。
クリエイティブな仕事の凄さ、こだわりを、これでもか!!ってくらい密度濃くしかも5時間詰め込んだドキュメンタリー。
1990年代後半の仕事場風景を知れたのも面白かった。
親や上司たちはこんな職場で働き、鍛えられたんだなーと。
タバコもくもく。仕事一筋。

1.

アニメの作り方
こだわり

カットを省く 動きが早く

↓もののけ姫に盛り込んだ問題
子供の心の空洞の問題
不条理の病による差別
人間と自然の破壊の問題
人間の闘争本能の問題
神秘主義と人間主義の対立

歴史の中で、何度も何度も経験してきた「人間の業」を追体験。
やはり人間は御し難い。

森とタタラ場の抗争に、侍が登場することで、森だけでなくタタラ場含めて凄惨な結末を迎える。
そこに、神々の怒り。

2.
たばこモクモクしながら打ち合わせ
四半世紀前、自分の親世代がバリバリ働いていた時代の雰囲気がよく分かる。


3.
豪華声優陣に、指導を行う宮崎駿

モロを演じる美輪さんの迫力がすごい。
RyoWatanabe

RyoWatanabe