10歳の姉と4歳のときに栄養失調で視力を失った弟の壮大な冒険物語。
両親を事故で亡くし、優しいけど働く気のない叔父とケチでいじわるな叔母の元で生活してる二人。
ある日、叔父に連れて行ってもらった映画館で、憧れの映画俳優が角膜の手術の資金提供と書いたポスターがあるのを見つけた姉。毎日その映画俳優に弟の視力を治してほしいという手紙を出していたけれど…
お姉ちゃんのパリが凄いしっかりしていて、弟のチョートウは怖いもの知らずの減らず口。その二人がひたすら砂漠を歩き、人に助けられ時に危ない目に遭いながらも進んでいく姿を景色とともに美しく描かれているのが素晴らしかったと思います。
パリが手を離す時が一番怖い
チョートゥは強がりだけど、盲目だから姉がすべて。
姉はそんな弟の世話を学校でも出来るようにわざと落第。
大冒険の道中、歌い踊りボリウッドらしさも満載。
インドの田舎の映画館ってそのまま野外なのね。
あと、タバコを吸ってる人がいる場面ではいつも隅っこにタバコの吸いすぎ注意？みたいなものが表示されてるのが面白かったです。
