デニロ

ジムノペディに乱れるのデニロのレビュー・感想・評価

ジムノペディに乱れる(2016年製作の映画)
3.5
もはやタイトルが「ロマンポルノ」じゃない。もっとえげつなく直截的な表現じゃなきゃそそらない。

公開されている劇場で、きれいな女性が立っているなぁ、と思っていたらどうやらスタッフのようだ。彼女を見つめていたら、劇場の人が行定勲監督と女優の芦那すみれ、岡村いずみが挨拶をすると告げる。彼らが登場すると彼女は3人に付き添っていた。女優さんは小柄でかわいいタイプと、柔らかな細面の娘だった。スタッフの女性はノーブルな美人。このスタッフさんの方にに魅了されてしまう。

若くてきれいな女優さんの裸をスクリーンで観ることがなかなか難しくなった昨今。このシリーズはなかなか楽しいと思う。ストーリーなど取って付けたようなものであることは従前のロマンポルノとほぼ同じ。テーマは性だから人間の数だけ解釈が可能だ。でも、本作に漲る性のエネルギーを感じないのは、わたしのせいなのだろう
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