いい歳して少し恥ずかしいけど、ほんとに好きになるとこのまま融合して一つになれないかなって思うことあるよね、って自分は思う。君の名前で僕を呼んでって、自分はそんなふうに感じました。
お互いが自分の気持ちに迷いながら、でも確かなものとして惹かれあっていく過程が、イタリアの美しい景色と相まって、とてもドキドキする。
最後の二人での旅行のシーンも、この先に別れがあるかと思うと切ない。
父親がエリオに語りかけるシーンがやっぱりとても優しく、悲しい気持ちを暖炉のように暖めてくれるシーンだった。悲しい気持ちを無理に押し殺したり、無かったことにするのは難しいし、そう思えていることを惜しいと感じる感性が素晴らしい。
ラストシーンもよかった。ラストシーンいい映画リスト入りですね。
アプリコットで…のシーンは、あっさすがイタリアおしゃれ!って思ってしまったのは私だけでしょうか…笑