北イタリアに一時的に滞在しているアメリカ人オリヴァーと、イタリア人の主人公エリオのひと夏の短い恋の物語。
ネタバレ↓
一時的に北イタリアに滞在しているオリヴァーに惹かれるエリオ。だけど踏み出せずにいた。ある時2人で出かけたとき、ついにエリオはオリヴァーに惹かれていることを匂わせる。これにはオリヴァーはいい反応を見せなかった。どうやらオリヴァーは、男同士の恋愛に少し「いけないこと」という気持ちがあるようだった。
しかし、ついに2人は熱く惹かれ合う｡熱く気持ちを通わせる2人だがすぐに別れが近づき、あっという間にひと夏の恋に終わりが訪れる｡
北イタリア特有の街の美しさと夏の明るい鮮やかな陽射しが相まって、どの景色も美しくて絵になる。
オリヴァーと愛し合う前に、エリオは何度か1人の女の子と関係を持つ。これは自分が女の子の身体に興奮するか試してたのかな？と思った。
終盤でオリヴァーを見送り悲しみに暮れるエリオに言った父の言葉が素晴らしい。自分を隠したり偽ったりせずに、自分らしく生きてほしいと。このセリフのために作られた映画なんじゃないかとすら思える。
映像美、ストーリーの美しさ、生々しさ、変に上品に整えない性的描写が印象的だった。
北イタリアの夏が美しすぎた。是非是非行ってみたい。
