和田島イサキ

君の名前で僕を呼んでの和田島イサキのレビュー・感想・評価

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)
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 男性同士の恋愛を描いたお話。いわゆるボーイズラブ的な作品です。

 とにかく大変にいやらしいというか、露骨にこちらの性的ファンタジーを掻き立ててくるところがすごい。
 やたら水浴びするのはいいとして、せめて家の中にいるときくらいは何か服着た方が絶対快適だと思うんですけど、それでも頑なに短パン一丁だったりするところとか。
 あと、なんか寝床(マットレス?)の上で半裸になって、すももの果汁をダラダラ垂れ流しながら食べるシーンなんかも。
 実際にやったら絶対ベタベタして大変なんですけど、画としては大変淫靡でよろしいんですよね。

 お話はちょっと退屈だったんですけど、とにかく性的な雰囲気がものすごい。
 17歳の少年を演じる役者さん(ティモシー・シャラメ)がとっても美しくてよかったです。