綺麗だった。
イタリアの風景はもちろん、2人の仲を深めて行く様子など、映画自体が綺麗だった。
直接的な表現を用いず、お互いの心情を探り合うような2人の行動やセリフが、すごく文学的で、その真意を考えながら見ないといけず、なあなあで見ていると、あまり理解できず、この作品の良さに触れられずに終わってしまうんだろう。
どの人物の演技も素晴らしかったが、やはり主演のティモシーシャラメは群を抜いていた気がする。彼の透き通るような、消えてしまうような雰囲気がこの映画全体とイタリアの風景にピッタリで、彼を主演に選んだ人は天才だなあ。
とてもよかったです。
