成長の途中にあるエリオにとって、今までに経験したことのないの感情への戸惑いがすごく伝わってくる演技で、すごく入り込むことができた。
この映画独特の空気感があった。
なんてことない日常にフォーカスした、自然な描写がすごく良かった。エリオの感情の変化をピアノによって表していたのも、音楽に精通した彼にぴったりだと思った。
そして、エリオのお父さんの話はすごく心に残る。自分の感情を抑えたり、葬るのではなく、苦しさも含めて大切にすることを教えてくれた。
イタリアの街並みも綺麗で、映像の色味も映画の雰囲気に合ってる。