このレビューはネタバレを含みます
どうジャッジすべきなのか解らなくなってしまうストーリー。
ただ、
監督が「ロマンティックだと思われるのかもしれませんが、私にとっては極めて悲劇的な映画」「エリオの誠実さはオリバーの不誠実によって破壊されるわけです。……」等と語っており、嗚呼、じゃあ私の感じ方も良いのかなと曖昧模糊でふわふわしたままに感じたものをそのまま宙に浮かべています。
エンディングの“Vision of Gideon”は映画のために書き下ろされた曲とのこと。主人公の長いカットと共にとても印象的。
ギデオンは破壊者?神に選ばれしもの?イスラエルを救うもの?
ユダヤ教の六芒星、ダビデの星、イスラエル。
両親は寛大で。
けれど時々私の脳内にはhe's just a kid!というよくあるフレーズも鳴り響く。
昔、いや人が泳ぐような所じゃないぜ!っていう近所にある川で楽しそうに泳いでいた外国人を見かけたことを思い出した。