君の名前で僕を呼んでのmのレビュー・感想・評価

彩度低めの映像がよかった。ストーリーはシンプルだけどまず街並みと自然、アカデミックで文化的な家族、庭のアプリコット、書斎、自転車、朝食、ファッション、音楽などがただただおしゃれで、会話は少ないけど印象的なシーンが多かった。ティモシー・シャラメ、フレンチ・ディスパッチ～でもそうだったけどモラトリアムで繊細な感じの役が似合う。両親も彼女もなぜかすごく理解があり、マイノリティであることではなく2人の関係にフォーカスしていたからの雰囲気だった。