ぼとる

君の名前で僕を呼んでのぼとるのレビュー・感想・評価

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)
3.7
ワンショットワンショットにこだわりを感じる「美」と「哀愁」の一作。

木陰、水、北イタリアの街並み、果実。
一つ一つの要素が作品全体の「美」というパラメータを底上げしていました。ショットを活かすために必要な要素を余すことなく掬い取る、まさに「美」の鬼のような監督・ルカ・グァダニーノ。

ティモシー演じる、本編の2/3が半裸のエリオ。本命にそっぽを剥かれて、別の女で発散しようとする可哀想な子でありスケベという、ファン必見のキャラクターでした。

個人的に2時間は長く感じましたね。ギリ映像美で持ち堪えている感があります。
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