こっふん

君の名前で僕を呼んでのこっふんのネタバレレビュー・内容・結末

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

2024年 81本目

・イタリアの街並みいい。
・カランに引っかけられた水着、キッチン、屋根裏のラジオ等、作中何回か差し込まれたアングル固定の映像がめちゃくちゃ好き。
・作品の雰囲気とクラシックの相性抜群。
・シャラメとピアノ、美しすぎる。
・いけないことだと分かっていても、我慢できない葛藤が見えるものすごい演技。特にシャラメがすごい。
・全体的にきれいなラブストーリーに仕上げられすぎかも。屋根裏の果物のシーンなんかもあったりして、正直自分にはちょっと見てられないっていう場面は多々あった。
・心揺さぶられる、胸が締め付けられるような切なさはあまり感じなかった。自分的には同性愛を扱う作品では、ブロークバック・マウンテンの方が生きづらさなんかが強烈に伝わる作品だと思った。
・ただラスト、オリヴァーの婚約を知り、暖炉の火を眺めるエリオ。長回しも余裕で耐えられるシャラメの深い絶妙な表情。このラストに全部持ってかれた。
・やっぱりシャラメはすごい。
こっふん

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