ごとう

君の名前で僕を呼んでのごとうのレビュー・感想・評価

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)
3.5
イタリアの避暑地。素敵なお庭で果樹を育てたり、近くの川で思いのまま泳いだり憧れの世界(笑)
美しい風景と共に流れる音楽も美しいと思っていたら教授の曲も!サントラ教授なのかなと思ったらそれは違うみたいね。
教授の音楽ってその映画のために作ったわけではないのに、ずーっと後になってから映画の中で流れたりする。やっぱり良いものは時を越える。って映画と違う感想になっちゃった。

エリオにはいい感じの彼女がいるのに、オリバーに惹かれて行く。その言葉にしようのない感情やもどかしさを17才という設定のティモシー・シャラメが本当に魅力的に演じてる。
そんなエリオにお母さんもけしかける。欧米人って進んでるなと思っていたら、お父さんにもそういう時があったのね。
お母さんは知らないって言ってたけど、本当は知ってるからあんなに寛大なんだと思う。
そしてマルシアもお母さんと同じ要素あるよね。なんだか都合の良い女っぽい扱いだったのにどこまでも優しい。

「到着した日に着てたシャツが欲しい」ってやつに、「ブロークバックマウンテンじゃん!」と思ってしまった私。あれ?こういうの結構見てるねと気付いた。
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