君の名前で僕を呼んでのpourynhillのネタバレレビュー・内容・結末

LGBTQジャンルに多いネガティブな雰囲気が一切なく、イタリアの夏のようにカラッとしていてとても良かった(行ったことないけど)

当時21歳だったティモシーシャロメが演じる、あどけさと奔放さと性へ目覚める純朴な17歳エリオ。
エリオに心惹かれるも、大人だし、理性を働かせて本当の気持ちを抑え込もうとする大学院生のオリバー。
いいキャラクターだなと惚れ惚れ。

タイトルの「君の名前で僕を呼んで」は
そういう意味かとじわーと感動。
二人だけの渓谷で、周りの目を気にする必要もなく、名前を叫び合うシーンは切ない
LGBTQの人々は今でも社会の中でまだまだ隠れた存在だから

ラストシーンもよかったし
何よりロケーションが良すぎる。イタリアの避暑地バカンス羨ましすぎ。ーー青い空と木々、基本川遊び、基本庭でランチ、ピアノと読書、果実とアプリコットジュース、街並み、サイクリング、ソファで横になる、物置のスプリングマットーーく〜憎いぜ

しいて言えば、
女の子との交際だけでなく男性との経験まで後押ししてくれるお父さんは神すぎやしないかということ。

長くなったが、この題材で湿っぽくならずカラッとしてたのが良すぎたという感想でした。