北イタリア。コモ湖周辺を住むように旅した事があって避暑地の日々はまさにこんな感じ。
2人が本当に自然で、演技とは思えない。
どれくらい自然で凄いかというと、
夜、この作品を映画館で観て、
帰宅して寝て起きて、
そして朝コーヒーを飲むとき。
あれ?私はこういう夢を見たのかな??
いや、映画を観たんだった。
と、少し思ってしまうくらい。
それと、音も地味に印象に残った。
食器の触れ合う音。抱き合う音。
水の流れ。2人の自転車の音。
涙を流す時の息遣い。
キスを交わす音。燃える炎のパチパチ。
どれもシンプルで美しくて。
でもシンプルが故に、難しい。