私の中の「同性愛」という枠みたいな、それよりもいやらしい膜みたいなものが完全に剥がれたのを感じた
いわゆるBLは、私にとってこの時代に生きていながらも、まだまだ全然特殊な世界…だった
彼らが惹かれ合う「空気」は私が体験した事のある「恋」と全く一緒で
彼らの愛しさや、恋しさ、近づきたいのに遠ざける、人生を賭けるのではなくて…
今を捧げる
見つめたい
触れたい
傍にいたい
寄り添いながら、彼が囁いた…
Call me by my name , I'll call you mine.
恋心を重ねた2人の秘め事
彼らの大切な日々の
真夏の午後の気だるさを
川の涼しさを
一緒にいた 気分だった