あちゃ

君の名前で僕を呼んでのあちゃのレビュー・感想・評価

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)
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美しい。
目に見えるもの、見えないもの、すべてが美しい映画。

そして初めてにおいを感じた映画。
草木のにおい、風、雨、太陽のにおい、ほこりのにおい、湿気のにおい、夏の夜のにおい。

「人は早く立ち直るために心を削っていく。30歳くらいには何も感じなくなる。」
感じたことを感じた、と自分の中で認めて保存してあげることが「自分を自分として生きる」こと。それはしんどいけど、エリオにはそれができる、そうであり続けて欲しいと思ったんだなぁパパは。
自分を自分として生きていない人ばかりなんだなぁこの世界は、とも思った
自分を生かし続けることは難しい

音楽も最高で最高でした。
また見ます。
あちゃ

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