2018.5.1観賞。
とてつもなく美しく切ない映画。
オリヴァーと別れた後、エリオが家族に「迎えにきて」と電話をするシーンと最後オリヴァーからの電話が終わった後のシーンに胸が苦しくなった。
…
失われることが分かっていても、その時は追い求めてしまう。
時間の経過とともに二人の距離は縮まっていく。
敵意の抜けた瞬間、引き寄せようとする身振り、求める行動。すべてが自然に、そして細やかに語られ…
こんなみずみずしい映画を見たのは久しぶり。
湿気を感じない真夏の避暑地で、キンキンに冷えた無糖炭酸を飲んでいる気分。
ラストのエリオの表情が忘れられない。。孤独、怒り、自己嫌悪、吹っ切り、だけどま…
このレビューはネタバレを含みます
とても良かった。
それはこの物語がイタリアの綺麗なまちを舞台にし、鮮やかな光が降りそそぐ下で若者達が日光浴や、湖で楽しそうにしているからだけでなく、どろどろっとした愛憎まみえる人間の人間らしさを感じ…
色気の暴力。
画面に常にセクシーが満ち溢れていた。
私胸毛とか体毛むりなのにオリバーのはむしろありがとうございましただった。
エリオの家族は素敵な家族…
最後のパパの台詞すてきだったなぁ。
ママは…
私の中の「同性愛」という枠みたいな、それよりもいやらしい膜みたいなものが完全に剥がれたのを感じた
いわゆるBLは、私にとってこの時代に生きていながらも、まだまだ全然特殊な世界…だった
彼らが惹か…
今度こそ、これ以上好きになれる映画には、もう二度と出会えないかも知れない。
ティモシー・シャラメがエリオを演じたことの得難い奇跡。わたしはこれだけで生きていてよかったと、本当に思っている。
198…
父親のエリオへの言葉が胸に残る。確かに、痛みがあるのは、その前に喜びがあったからこそ。忘れるなんてあまりにもったいない。
「speak or die」
踏み出せなかったり、何かに妨げられたりして…
Frenesy,La Cinefacture