叫び

A2 完全版の叫びのレビュー・感想・評価

A2 完全版(2015年製作の映画)
3.8
2000年頃のオウム真理教に密着したドキュメンタリー。前作よりも変な演出がなくて、より良質なドキュメンタリーになった。一連の事件を認め、被害者への民事賠償も行っていく、という教団に対し、一方的に出てけ、と怒鳴る近隣住民。いかに犯罪者でも更正の機会を与えるべきでは?日本国憲法ではたしか信仰の自由が認められていたはず。学校で習わなかったのか、授業を聞いてなかったのか、そもそも日本語が読めないのか。衆愚民主主義といわざるをえない。民主主義を意味するデモクラシー、語源はデーモンだそうですが、デーモンもキリスト教では悪魔の意味だが、それを信仰する(恐らくはローマに征服された)先住民がいたであろうことを忘れてはいけない。マスコミが自分たちもよくわかっていないことを、まるで正義かのように大声でわめき散らすのも良くない。映画にも登場した、松本サリン事件で容疑者であるような扱いをされた河野氏に謝罪した報道機関があっただろうか?かつて、松本市民だったので長野県警の無能ぷりは良く知ってます。
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