どう評価したらいいんだろうこれ。簡単に答えは出せない。
この頃は上祐がトップに復帰した時期だが、後に麻原家に幽閉されて今の分裂に繋がる。
この作品でのアーチャリーは普通の女の子にしか見えないが、今から考えれば裏では違う顔があるとしか思えない。しかしこの作品に出てくるあの顔が嘘っぱちだとも思えない…。
この作品の中心ではないが結局アーチャリーとはどういう人間なのかが見えてこなくてもやもや…。母親や次女とはどういう関係なんだろう。
アーチャリー以外の麻原家の人間が一切出てこないのが不気味。影響力は当然あるのに。
住民がオウム側と仲良くなった場所もあれば、断固として反オウムで一辺倒だったりして。正直オウムを悪魔化してとにかく追い出そうとする住民側に反発を覚えてしまうのはオウム側に寄り過ぎな見方だろうか。
松本サリン事件の河野さんに挨拶に言ってボロボロになってる村岡と野田のダメダメさ。こういう所にオウムの素人臭さが滲み出てる気がした。
色々と疑問はあるしオウムに関して考えたらきりがない。とりあえず作品としては確実に見て良かった。
