4年前くらいに1回観ましたが、「オーシャンズ」シリーズの4作目というレベルではなく、やっぱりスティーヴン・ソダーバーグ監督の演出とジョージ・クルーニーたちの相性のよさが魅力だったと実感しました。
ただ、女優陣たちの顔ぶれも豪華なので、もう1回観てみようかと…。演出というよりは脚本の問題で、彼女たちにはピンチらしいものが訪れないし、「もしかして失敗か?」という展開で「それも計画どおり」というオチも痛快なものではありませんでした。個性が衝突して仲間割れとかあれば面白かったかもしれません。
ちょっとご都合主義な展開で、いろいろとツッコミどころがありますが、すべてネタバレになりそうなので割愛します。
名だたるファッションブランドが実名で登場して、彼女たちに衣装も提供しているので、とても華やかな印象です。ケイト・ブランシェットの普段着なんかはカッコよすぎでした。
リアーナが演じたハッカーのナインボールは、その名のとおりビリヤードの的球をPCのマウスに利用していました。20年前くらいに流行っていましたが、やっぱり人気は黒のエイトボールでした。