リングのハリウッドリメイク。
日本での最近の貞子といえば、どこかの奥さんの戦ったり、始球式でたり、3Dになったりと、どちらかと言えば怖いというよりユーティリティーさを持った万能キャラ的な存在になっている。
なので、今更こんな大真面目にリメイクをぶっ込んできたハリウッドには多少の温度差を感じてしまうところ。
日本人が持っている畏怖であったり、呪詛などの感覚的なものは諸外国の「ホラー」とは全く異なるものなので、やはり今作もどれだけ原作に忠実にだろうとあまり怖いと思えない。
今後リングをリメイク等する監督には、改めて再考してほしい。
『テレビから出てくるのはギャグと紙一重なんだ』ということを。
(2018/5/3)