2代目宇宙刑事ギャバンと特捜戦隊デカレンジャーという"宇宙を股にかけて活動する刑事ヒーロー"による、夢のコラボ的作品。
デカレンジャーの方は、昔何話か観たことがあったので"ジャスミンだ〜！ウメコだ！ボス！！懐かしい！！！"と、内心興奮して見ていたのですが、2代目ギャバンは初めて。なるほど、こういうキャラクターなのね…苦手という人がいるのも分かるような…いや、失礼。
それにしてもヴィランとして登場するマッドギャランと紅牙、強っ！まさかボスが文字通りのかませ犬と化してしまうなんて…(苦笑)なかなかの絶望感を見せつけてくれました。黒幕がシェリーを甚振る場面は、映画じゃないと出来ない表現だよなと。
良かったのは、初代ギャバンこと一条寺烈から、2代目・十文字撃への"宇宙刑事の魂"であるレーザーブレードの継承が行われた場面。大葉健二さんの目力、衰えを知らない生身アクションと合わせて、非常に熱いシーンとなっていました。
ただ、デカレンジャーが勢ぞろいするのがかなりの終盤で、しかもギャバンとは別に戦う形となってしまったのは残念。最後も、折角のサタンゴースなのに、巨大ロボ未登場のままあっさりやられるし…。
と思いきゃ最終盤のアレ！ビックリしました。"東映版アベンジャーズ"本当に実現するのだろうか。
90年代特撮で育った世代なので、映像を見る限りだとファイブマン、ジャンパーソン、ブルースワット辺りは是非出てほしいのですが、どうなるか…。
そんなわけで次回作以降も是非チェックしていきます。期待！
